みなさんこんにちは、umiです。
コミカレから4年制大学へ編入する際、アメリカの膨大な量の大学から自分に合った一番の大学を選ぶのはかなり大変!
日本のように、気になる大学があったらとりあえずオープンキャンパス行っとくか。というノリで大学の様子を自分の目で見るのは、国土の広いアメリカでは簡単ではありません。
そのため、ネットやその大学に実際に通っている人に直接情報を得ることが大学を選ぶ際のメインの決めてになってくると思います。
そこで今回は、
前回に引き続き、編入先大学を決める際の注意点を、実際にコミカレから4年制大学へ編入した私の経験も踏まえてご紹介していきたいと思います。
みなさんこんにちは、umiです。 留学生の主な進学ルートとして、コミカレから4年制大学へ編入。が挙げられますが、何千もの大学から自分の理想が叶う大学を選び抜くのはかなり大変です。アメリカは広いので、直接気になる大学すべてへ[…]
場所
気候
人にはそれぞれ好きな季節がありますよね。
暑いのが苦手なのに暑いところに留学したり、寒いのが苦手なのに雪が降っているところに留学したりしたら、せっかくそこがあなたにとって最も良い大学だとしても、環境があなたに合わなければ、それが原因で“留学鬱”になるかもしれません。
留学鬱になると最悪留学そのものを諦めないといけない状態になってしまうので、留学鬱の原因の一つである気候が合うか合わないかはとても大事になってきます。
また、留学先の気候について調べているときにもう一つ気をつけて欲しいのが、海外では夏はエアコンガンガン。であること。
特にお腹を下しやすい体質の人にとって、冷えは大敵です。せっかく寒いところを避けて暖かいところを留学先に決めたのに、海外特有の暑いためにエアコンでキンキンに部屋を冷やされ、お腹がしょっちゅう痛くなる。ということになりかねません。
まさに私がその体質で、東南アジアを旅行した時に部屋がキンキンに冷やされていて、冷えに苦しみました。
暖かいところはエアコンの冷たい風でお腹を下しやすいのに対し、寒いところでは、外に出る時に最大限に厚着をすればなんとかなりますし、家でも肌を出さないある程度暖かい格好でいるので、薄着でエアコンの風でお腹を下しやすくなる暖かいところよりかはお腹も下しにくいだろうと思い、あえて寒いところを探しました。
(実家が若干雪国なので寒いところはある程度慣れています。全く雪が初心者という方がチャレンジで寒いところに行くときは雪生活に要注意です。)
よく自分の体質と相談して気候のことを考えてみてください。
また、気候と同じようにその場所の天気にも気を配りましょう。
よく気候の時同様、
イギリスは雨の日が多すぎて鬱になった。
ということを聞きます。
雨くらいで…
と思うかも知れませんが、イギリスのように晴れの日が少ないと、しばらくするとなれますが、最初の新しい土地で気持ちが不安定な時に曇りや雨の日ばかりですとかなり気が滅入るそうです。
イギリスが悪いとは言いませんが、あまり晴れが少ないところに行くのも考えようだなと思います。
気候、天気によって留学鬱は簡単に引き起こされます。
大学を調べる前に、気候や天気の面から場所を絞るのも悪くないでしょう。
治安
本当にその大学は治安の良いところにありますか。
アメリカは治安が悪いということは知っていると思いますす。
そのため、大体の人は治安がよっぽど悪くない州に行くと思いますが、治安が比較的良い州でも、ある一部分はものすごく治安が悪いなんてこともあります。
例えば、たくさんの留学生がいるカリフォルニア州では、アーバインは犯罪も比較的少なく、治安が良い街と言われていますが、FBIによる治安データによるとアメリカで8番目に暴力犯罪が多い街として同じカリフォルニア州のストックトンを挙げています。
The violent crime rate in the U.S. declined 0.2 percent from…
ですので、州で治安が良いか悪いか判断するのではなく、大学がある街の治安を十分に確認しましょう。
住みやすさ
立地として、気候、治安、と紹介してきましたが、最後は
そこは本当に住みやすいのか
についてです。
気候もよし・治安も悪くない、そういう街でも、約2年間も学ぶ大学が周りに何もない、超ド田舎にあったら大学の楽しみが半減してしまいます。
留学は勉強しに行っているのだから超ド田舎でも良いと思う方もいるかもしれませんが、超がつかなくてもド田舎ということは、遊ぶところというより、食料品や生活用品が売られているところも近くになく、1時間以上歩かないとないなんてことも。。。
さすがに小さい食料品屋さんは大学近くに一つはあると思いますが、あまりに田舎だと車がないと生活するのも不便に。
雪が多く降るところですと車を運転するのはかなり危ないので、車があるからド田舎でもいいやという考えは危険でしょう。
気になっている大学が生活しやすそうか、しっかり確認することが大事です。
Google Mapで確認するもよし、大学の人に直接聞いてみるのもよし。
編入後にド田舎なことに気づいて
こんなはずじゃなかった
という後悔はできるだけしたくありませんね。。。
もう一度違う大学に編入しなおすのは大変なので、そうならないように要チェックです。
そこは本当に学びたいところですか。
その大学、本当にあなたの学びたいことが学べますか?
アメリカの大学を調べているとよく、
偏差値で選ぶな。
という言葉を見かけると思いますが、その意見に私もかなり同意です。
ギリギリ難関大学に受かったとしても、そこで高いGPAを維持するのはかなり大変ではないでしょうか。就職する際には大学のGPAも大事なので、下手に難関大学で成績が悪くなるよりも、すこしランクを下げてその大学でトップにいるほうが面接官への印象も違うと思います。
(実際に就職のことはまだ未経験なので確信をもって断言はできませんが、トップでいるほうが友達からの就職の話を聞いていても良いのではないかと思います。)
また、必ずしも難関大学の学部がトップクラスの学部である、というわけではありません。どっかの地方の州にある、アイビーリーグでもなんでもない大学のある学部が実はその学部のなかでは世界トップクラスだったということもあります。
大学名で選ぶのも悪くないと思いますが、〇〇を学びたい!という強い意志があるのなら、その学部のトップの大学を目指すようにするべきです。
せっかく日本の大学ではなく、もっと高度な知識を付けるためにアメリカに来ているのですから、自分の学びたいことを徹底しましょう。
以上です。
まとめ
コミカレから4年制大学へ編入における、編入先の大学を選ぶ際の注意点を前回のpart 1と今回のpart 2で紹介してきました。
数ある4年制大学の中から自分にあった一番良い大学を選ぶのって本当に大変ですよね。せっかく行きたい大学が見つかっても学費が高すぎて衝撃。。。なんてことはもうたくさんありました。
でも、諦めず何か月も選びに選んだ末、私も私にあった一番の大学を選べたと思っているので、皆さんも諦めずに、妥協せずに、自分に合った大学を見つけていきましょう!
今回も読んでくださりありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう。