いざアメリカへ音楽留学しようと思っても、どのように入試試験が行われているかわからないと不安ですよね。
そこで今回は、
実際に私がアメリカの総合大学音楽学部に編入した際に受けた入試内容を紹介していきたいと思います。
はじめに
日本の大学で音楽の演奏科の道に進もうと思うと、まず最初に思い浮かべるのは音楽大学ではないでしょうか。
ですが、アメリカでは総合大学の音楽学部の演奏科もかなり有名であり、例を挙げるならフロリダ大学やミシガン大学など。
どちらも著名人を多く輩出している音楽学部では有名大学。
アメリカではほとんどの総合大学に音楽学部があるので、”音楽大学”ではなくても素晴らしい教育を受けられます。
ですので、音楽大学だけを視野に入れるのではなく、総合大学の音楽学部も検討してみるのもお勧めです。
それでは、アメリカの音楽学部の入試を紹介していきます。
アメリカの音楽学部試験
1年生の入学時に音楽の入試試験を受ける
”アメリカの大学では3年時に専攻を決める” というのは有名ですよね。
実際、専攻ごとのレベルの高い授業は3・4年生のときに履修しますが、実は1年生の時からで専攻科目を取っていきます。
例えば、私の場合は音楽療法専攻なので1年生のときに Introduction to Music Therapy という内容などを履修していきます。
そのためその大学に出願届を出すと同時に”音楽学部”に入学するための音楽の入試を受けなければなりません。
試験内容
それでは私が受けたピアノ部門の実技試験の内容を紹介していきます。
試験内容は主に2つ。
2.それぞれの専攻の面接 (インタビュー)
実技試験
私の受けた実技試験には
2.初見演奏
3.聴音
専攻ごとのインタビュー
実技試験の後は専攻ごとにインタビューがありました。
私の専攻である音楽療法では、
2.音楽療法関係(福祉とか)でボランティアしたことあるか
3.音楽歴(ピアノとかどれくらい習っていたか)
などに答えて、最後に質問はないか聞かれてインタビューが終わりました。
入試試験を受けてみて
日本の音楽大学の入試試験を受けたことがないのでアメリカの入試試験と詳しくはどう違うのか分からないのですが、
アメリカの入試を受けてみてそこまで難しくないな。と思いました。
日本の音大受験!となると小学校から楽器を習い始め、中学校か遅くても高校から楽典や聴音の練習をし始めますよね。
でもアメリカは楽典の試験がなく、(正確にはプレースメントテストと言ってその点数によってはいくつかの楽典の授業を免除できるとかの試験はありますが、日本の楽典試験ほどは難しくないと思われる。)
また、聴音試験も日本ほど訓練が要するほど難しくないかなという印象でした。
(私的にはアメリカ式の聴音試験は難しかったですが。)
まとめ
いかがだったでしょうか。
冒頭にも述べた通り、上記は私が受けた大学の試験内容ですので、あくまで参考程度にアメリカの音楽試験はこんなのもあるんだな~程度でお願いします。
この記事でアメリカの音楽学部の入学試験のイメージが付いたらうれしいです。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
また別の記事でお会いしましょう。